ほくろのがんとは
ほくろのがんは、悪性黒色腫やメラノーマと言って皮膚がんの一種です。この悪性黒色腫というほくろのがんは、皮膚がんの中でも最も性質が悪いことで知られています。その理由は、他の皮膚がんと比べてほくろのがんは成長が早く、どんどん転移していってしまうためです。日本におけるメラノーマの発生数は人口10万人あたり1.5〜2人程度と言われ、年間1500人〜2000人くらいに発生しているようです。ほくろのがんであるメラノーマの発生は、紫外線に関係しているためオーストラリアが世界一の発生数のようです。しかし、紫外線がオーストラリアに比べて少ない日本でもメラノーマの発生数は年々増加しているようです。ほくろのがんで亡くなっている方は日本でも年間450人前後います。ほくろのがんは何歳の方でも発生しますが、60歳〜70歳代の方が最も多くなっています。若い人がほくろのがんにかかることは高齢者に比べると少ないのですが、20歳〜30歳代の発生数が多くなってきているようです。小児の発生数はとても少ないのですが完全にないわけではありません。ほくろのがんは性別には関係なくて男女両方に同程度の発生数があります。日本人の発生しやすい部位は足の裏と手のひらであり、足の裏にできるほくろにいたっては全体のおよそ3割を占めています。そのため、ほくろが足の裏にできたらすぐに除去した方がいいという話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。しかし、足の裏にほくろができたら絶対にメラノーマというわけではないですし、逆にほくろは体中のどこにでも出来るわけですから他の場所にできたほくろにも注意した方がいいです。